不用品回収の処分料金

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1. 不用品回収の処分料金・費用のまとめ

不用品回収を考えている方は、処分方法や処分料金についてご存知ですか?引越しや大掃除の際に大量の不用品や粗大ごみが出たら、業者に回収を依頼します。
不用品を処分する代表的な方法には、不用品回収業者に依頼する、引越し時には引越し業者に依頼する、自治体に依頼するという3種類があります。
そして不用品の中でも、特に処分方法に困るのが家電4品目です。
家電4品目の処分についてはリサイクルが義務付けられているため、処分時に注意しなければいけない点が多いのが特徴です。
事前に詳しい情報を確認しておく必要があるでしょう。
ここでは、不用品回収の処分料金・費用について解説していきます。
家電4品目の処分方法や処分料金も紹介するので、ぜひ今後の参考にしてください。

1-1. 不用品回収業者に依頼したときの処分費用

まずは、一般的な処分方法である不用品回収業者について紹介します。
不用品回収業者とは、リサイクル・リユースできるものを回収する業者のことです。
不用品に関する知識が豊富な専門業者なので、安心して依頼できるのがメリットです。
不用品業者として営業するには、専門の資格を取得して運用する必要があります。
不要品を買い取ったり販売するには、古物商許可が必要です。
また、回収品を廃棄物として取り扱うなら、一般廃棄物収集運搬業許可を取得しなければいけません。
悪質な不用品回収業者が営業していることがあるので、依頼するときは十分注意しましょう。
トラブルを防ぐために、営業に必要な資格を取得しているか確認することをおすすめします。

業者によって異なりますが、単品回収からパック料金など様々なケースに合わせて料金プランが設定されています。
パック料金には、車両費やスタッフ追加費用などの全ての料金が含まれています。
そのため、追加費用が発生する心配はなく、安心して依頼することが可能です。
トラック積み放題などのプランがあるので、不用品をたくさん引き取ってもらいたいときにおすすめです。

不用品回収業者に依頼した場合の料金相場を、家電4品目ごとにまとめたので、ぜひ参考にしてください。

  • 冷蔵庫:約4,200円〜約10,500円
  • 洗濯機:約3,600円〜約5,700円
  • エアコン:約3,100〜約5,700円
  • テレビ:約3,100〜約7,800円

不用品回収業者に依頼すると、少し割高に感じるケースがあります。
これは、運び出しなどのオプションサービスを利用することができるからです。
自宅の場所や家電の大きさによっては、様々なケースに対応してくれる不用品回収業者が便利だといえます。
なるべく安い価格で利用したい方は、できるだけ自宅から近い業者を選ぶことで運搬費を抑えることができるでしょう。

1-2. 引っ越し業者に依頼したときの処分費用

ここからは、引越し業者の不用品回収について解説していきます。
引っ越し業者の中には、不用品の買い取りや引き取りサービスを展開しているところがあります。
引越し業者を利用するメリットは、引越しと不用品回収を同時に対応できる点です。
急に引越しが決まった時や複数の業者と対応する時間がない時は、引越し業者に不用品回収を依頼することをおすすめします。
引越し業者を利用する時のデメリットは、業者によって対応内容が大きく異なることです。
例えば、A社は家電や家具の不用品回収や買い取りサービスを積極的に展開しており、不用品の内容や量によっては無料で引き取ってもらうことも可能です。
しかしB社の場合は、家電リサイクル法対象の家電4品目のみ対応しています。
このような違いがあるので、不用品を引き取ってもらえるかを事前に確認する必要があります。
引越し業者に不用品回収を依頼したいなら、不用品回収に出したいものを明確にしてから引っ越しを依頼しましょう。

1-3. 自治体に依頼したときの処分費用

自治体では、一辺の長さが一定値を超えた家具や家電製品を粗大ごみとして収集しています。
粗大ごみを出す時は、まずは電話かインターネットで事前申し込みをします。
申し込みをすると、粗大ごみの収集にかかる料金や収集日、収集場所が決まります。
粗大ごみの品目や大きさによって収集料金が変わるので、必ず金額はメモしておきましょう。
そしてコンビニエンスストアなどで必要な種類の有料粗大ごみ処理券を購入します。
ごみ処理券を粗大ごみに貼り付けたら、指定された場所に収集日の朝8時頃を目処に粗大ごみを出しましょう。

下記は、粗大ごみの料金例となります。
自治体で粗大ごみを出す時の参考にしてください。

  • シングルベッド:1,200円
  • 3人掛けソファ:2,000円
  • プリンター(高さ20cm以下):400円
  • IHクッキングヒーター(2口以上):800円
  • 姿見:400円

自治体で粗大ごみを出すメリットは、比較的不用品回収の料金が安い点が挙げられます。
一方、自治体で粗大ごみを出すデメリットは、依頼から不用品回収までに時間がかかることです。
引越しシーズンや年末など忙しい時期に依頼すると、約1ヶ月程度待たされる場合があります。
そのため、余裕を持った日程で依頼しなければいけません。
注意点としては、家電4品目は自治体に粗大ごみとして出すことが出来ないことです。
なぜなら、家電4品目は家電リサイクル法により、リサイクルする義務があるからです。
家電4品目を依頼する場合は、各自治体のリサイクルサービスを活用しましょう。
テレビなどの家電4品目を対応する業者は、市区町村によって決められています。
自治体に家電リサイクルの処分を依頼するときは、まず郵便局などにある家電リサイクル券に必要な情報を記載します。
そして郵便局窓口やゆうちょ銀行にてリサイクル料を支払います。
自身が住んでいる自治体が指定する業者に連絡すると、家電製品を引き取りに来てくれます。

1-4. リサイクル家電4品目の処分費用

家電リサイクル法が定められてからは、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビ(ブラウン菅式、液晶・プラズマ)の4品目が特定家庭用機器に指定されました。
家電リサイクル法とは、一般家庭などで処分する家電製品から部品や材料をリサイクルし、資源の有効活用を推進ために制定された法律です。
正しい処分方法で処理しないと、この法律を破ってしまうことになるので注意が必要です。
家電4品目を処分する場合は、適切な処分方法で対応しましょう。
ここからは、各家電の処分費用の相場について紹介していきます。

1-5. 冷蔵庫の処分費用

要らなくなった冷蔵庫は、粗大ごみとして処分することはできません。
冷蔵庫を処分するには、下記のような方法があります。
冷蔵庫の状態によって、処分方法を選ぶと良いでしょう。

  • 不用品回収業者に依頼する
  • 自治体に依頼する
  • 引越し業者に引き取ってもらう
  • 新しい冷蔵庫を購入した店に下取りを依頼する
  • 処分する冷蔵庫を購入した店に引き取ってもらう
  • リサイクルショップなどに買い取ってもらう
  • 友人・知人に譲る

冷蔵庫を買い換えるために古い冷蔵庫を処分したい場合は、新しい冷蔵庫を購入する店舗で不用品を引き取ってもらえます。
冷蔵庫を処分する際は、リサイクル料金と処分料がかかります。
購入店舗の中にはお得な価格で下取りしてくれたり、ポイント付与などのキャンペーンを実施していることがあるので、新しい商品に買い換えするならお得な場合が多いです。
店舗で冷蔵庫を処分するときは、まず店舗のカウンターで冷蔵庫の処分を依頼し、家電リサイクル券をもらいます。
その後は店舗に依頼された業者が冷蔵庫を引き取りに来ます。
リサイクル料金は、メーカーや型式・容量などで大きく異なるので注意しましょう。
不用品回収業者に依頼する場合、処分費用は170リットル以下の冷蔵庫は3,600円程度、170リットル以上の冷蔵庫は4,600円程度が相場です。
この金額に加え、業者によっては運搬手数料などがかかることがあります。
冷蔵庫を処分する前に、複数の処分方法で料金を比較することをおすすめします。

1-6. 洗濯機の処分費用

家電リサイクル法の対象品目の1つは、洗濯機です。
洗濯機を処分するには、下記のような方法があります。
粗大ごみとして破棄することはできないため、適切な方法で処分しましょう。

  • 不用品回収業者に依頼する
  • 自治体に依頼する
  • 引越し業者に引き取ってもらう
  • 新しい洗濯機を購入した店に下取りを依頼する
  • 処分する洗濯機を購入した店に引き取ってもらう
  • リサイクルショップなどに買い取ってもらう
  • 友人・知人に譲る

比較的状態の良い洗濯機を手放すなら、業者に売却したり友人・知人に譲るなどの方法があります。
家電を買い取ってくれる業者には、無料見積もりサービスを提供している業者があります。
ものによっては、洗濯機の処分費用がほぼ無料になったり、引っ越し費用の足しになるのでおすすめです。
不用品回収業者に依頼する場合、処分費用は5,500円程度が相場です。
その内、リサイクル料金が約2,500円、洗濯機の収集運搬料が約3,000円です。
洗濯機を処分するには、リサイクル料金と処分料がかかります。
リサイクル料金は、メーカーや型式・容量で価格が異なるため、事前に確認が必要です。

1-7. テレビの処分費用 

テレビも家電リサイクル法の家電4品目に指定されています。
テレビを処分するには、下記のような方法があります。

  • 不用品回収業者に依頼する
  • 自治体に依頼する
  • 引越し業者に引き取ってもらう
  • 新しいテレビを購入した店に下取りを依頼する
  • 処分するテレビを購入した店に引き取ってもらう
  • リサイクルショップなどに買い取ってもらう
  • 友人・知人に譲る

買い取りできない古い型のテレビを処分したいなら、お住まいの地域の自治体に依頼すると良いでしょう。
しかし面倒な手続きをしたくない方には、家電リサイクル券を記入する必要がないリサイクルショップやフリマアプリなどを利用して引き取り手を探すのもおすすめです。
不用品回収業者にテレビの回収を依頼する場合、処分費用の相場は約3,100円〜約7,800円です。
テレビを処分する時は、リサイクル料金と処分料がかかります。
テレビのメーカーや型式でリサイクル料金が異なるため、事前に詳しい価格を確認しておきましょう。
テレビのリサイクル料金は法律で決まっていますが、処分料は各不用品回収業者が自由に価格を設定できます。
そのため、不用品回収業者によって価格にばらつきがあるので注意が必要です。

1-8. エアコンの処分費用

エアコンも、粗大ごみではなくリサイクル品として処分しなければいけません。
エアコンを処分するには、下記のような方法があります。

  • 不用品回収業者に依頼する
  • 自治体に依頼する
  • 引越し業者に引き取ってもらう
  • 新しいエアコンを購入した店に下取りを依頼する
  • 処分するエアコンを購入した店に引き取ってもらう
  • リサイクルショップなどに買い取ってもらう
  • 友人・知人に譲る

エアコンを処分するには、まずエアコンの取り外しを行う必要があります。
必ずしもエアコン回収をお願いした業者が取り外し作業をしてくれるとは限りません。
回収を依頼した業者が取り外しを行っていない場合は、取り外し作業を他の業者に頼むか、自分で取り外す必要があります。
不用品回収業者を選ぶなら、エアコンの取り外しを考慮して、業者選びや料金の確認をしましょう。
業者にエアコンの回収を依頼した場合、処分費用の相場は約3,100円〜約5,700円です。
エアコンを処分する時は、リサイクル料金と処分料がかかります。
さらにエアコンのメーカーや型式でリサイクル料金が異なるため、事前に詳しい価格を確認することをおすすめします。

正しい方法で不用品回収をしましょう

不用品回収の処分方法や料金について紹介してきました。
家電4品目は粗大ごみに出せないため、リユースやリサイクルをする必要があります。
再利用できる状態のものなら、買い取りサービスがある業者に依頼すると良いでしょう。
また不用品回収業者であれば、故障して使用できないものも回収してもらえます。
不用品の処分方法はたくさんあるので、一番お得に利用できる選択肢を選びましょう。

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