買取サービスについて

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1. 不用品回収業者の買取サービス

不用品回収業者の買取サービスとは、どのようなものなのでしょうか。

不用品回収業者では、家庭の不要品を買い取ったら、店舗やネット上にリサイクル商品として並べたり、業者市場へ持って行ったりして、不要品を買いたい人に販売します。
自分では使い物にならないと思ったり、誰も欲しがる人はいないと考えていたりしても、実際は需要があって値がつくこともあるもの。
タンスや机など大型の家具から、家電やダイエット器具、スキーボード、チャイルドシートなど、価値のあるものは家庭に置いていて場所を取るものを買取や実質、無料回収してもらうことができます。
どんなものでも買い取ってもらえるのかは、不要品の状態によります。

不用品回収業者の買取サービスは、廃棄物収集業者とは異なります。
廃棄でなく買取を前提としていて、基本的には家庭で出た不要品の中から、リユースやリサイクルが可能なものを買い取ってくれるのです。
ただ、再利用できることが基準になっているため、部材が腐食していたり壊れていたりするものは買取が不可能です。
廃棄物を回収して処分するには、自治体の一般廃棄物収集運搬業の許可を受けておく必要がありますが、処分するには費用がかかるものです。

不用品回収業者では原則廃棄になるようなものは、ただでは引き取ってもらえないと考えておきましょう。
自分では状態がいいと思っても買取対象外になったり、プレミアものなのに満足する値段が付かなかったりして、他の業者でも試してみたい場合は、不用品回収業者以外の買取サービスもあります。
街中やネット上のリサイクルショップのほか、引越しと併せて利用する場合は引越業者でも買取サービスを行っているので、それらのサービスの特徴についても、詳しく解説します。

1-2. 不用品回収業者が買取を行えるのか

不用品回収業者が買取をするさい、必ず古物商の許可を受けておかなくてはなりません。
古物商許可は、買い取った不要品を他の人に販売するのに必要なものです。

不用品回収業者が、営業所を管轄する警察署の公安委員会に申請すると、公安委員会が許可か不許可かを判断します。
この申請の時に、行商の欄をチェックしておくと、不要品を買いたい人の家など営業所以外で販売したり、古物市場で販売したりすることが可能です。
許可を出すかは警察署の判断となるので、この古物商許可を受けていると、不用品回収業者に売る人にとっても、買い取る人にとっても、安心材料となります。

不用品回収の流れでは、回収してもらいたい不用品を決めることから始めます。
それが決まったら、信頼が置けて良さそうだと思う不用品回収業者をインターネットや口コミなどで探して、電話やメールで相談します。
その時に、自分の都合がいい日時や不用品の内容を伝えるだけでなく、買取料金の目安を事前に教えておいてもらうと大まかな金額がわかり安心です。

それから家に来てもらい、実際のものを見て見積を出してもらうと、ここで買取料金が確定します。
後は、打ち合わせで決めた回収日または見積もり時に運び出してもらいます。

不用品回収業者を使うと便利なのは、不用品が大きいものの場合です。
家具など大型のものをごみとして処分する場合、自治体ごとのルールを確認して、回収場所まで運ばなくてはなりません。
特にタンスや机、食器棚など重いものを運ぶのは、体力的にもしんどいと思うものでしょう。
家具の買い替えや子供の成長に合わせて処分するなど通常の時だけでなく、引越や実家の遺品整理など、さまざまな場合で利用できます。
不用品回収業者に頼むメリットは第一に、自治体の回収場所に運ばなくてすむだけでなく、自治体が回収してくれないものも引き取ってもらえることです。
自治体では、パソコンやエアコンなど家電リサイクル法の対象製品は対象外になっています。

第二に、不用品の種類や状態によっては値がつき、買い取ってもらえる場合があることです。
もちろん物によっては自分でもフリーマケットサイトやオークションに出品することもできるのですが、出品から配送作業まで自分で行うので手間がかかります。
不用品は自分では売れるかどうかもわかりませんが、業者に買い取ってもらえれば確実に処分できます。

不用品回収業者には、もちろんデメリットもあります。
依頼するのに処分料がかかることと、悪質業者もいることです。
ただ、処分料がかかるといっても、トラック何台分などで決まっていて手軽さの割には安く感じる人が多いもの。
さらに買取価格を差し引くことができるので、実質無料になったり、プラスになったりすることもあります。
悪質業者の可能性は、きちんと古物商許可を受けているか、利用者の口コミはどうかなどをチェックしておきましょう。

1-3. 買取できる家電・家具

不用品回収業者に買い取ってもらいたいものが家具や家電の場合は、注意点があります。
まず家具では、ベッドやソファ、タンスなど大型のものも買い取り対象です。
汚れや傷が少なく、きれいな状態であることが大切。
もし汚れがついている場合、もし落とせそうなら家具を傷めない程度に落としておきましょう。
また、製造から6年以上たっていると、経年劣化している場合が多いので値はつきにくくなります。

年数はたっていなくても、湿気の多い場所に置いていたりして環境が悪いと、臭くなるだけでなく木材や金属が腐食する原因になるのでチェックしておきましょう。
新しくて状態がいいものなら、買い取ってもらえる可能性は高くなります。
家電では、購入後の年数が重視されます。
年数では、購入してから5年以内なら値が付く可能性が高いです。

一人暮らしを始める大学生や新社会人など独身の若い人に需要がある2ドア冷蔵庫や、まだ快適に動くパソコンなどは、買い取ってもらいやすい製品です。
中でも、希少価値の高いプレミア品や人気の高い製品だと、中古でも需要が高いので、思ったよりも買取金額が上がったということもありえます。
オーディオ機器も専門のリサイクル業者があるほど人気なので、見積時に確認してみましょう。
家電は基本的には5年ですが、テレビは世の中の進歩が早いので製造から3年以内が目安となります。
また、家電リサイクル法の対象になっているものは、通常は家電量販店などの取扱店で処分することになります。
エアコン、テレビ、冷蔵・冷凍庫、洗濯・衣類乾燥機が家電リサイクル法の対象製品です。
これらの処分を家電量販店に頼む場合、リサイクル費用の他に2000~3000円ほどの運搬費用がかかるので、不用品回収業者よりも高くなるケースが多いです。
その点、不用品回収業者なら運搬費用が料金に一括して入っているので、安く処分できます。
家具でも家電でも、壊れていないことが一番大切です。

おもちゃなどは古いことで価値が高くなるものもあり、壊れていても需要があるものもあります。
しかし、家具や家電は基本的に実用性が求められるので、きちんと動いて新しいものの方が価値が上がるのです。
また、買い取ってもらえるかは業者によって判断がまちまち。
見積の時に確認しておくと実際の買取金額がイメージでき、業者を選ぶ判断材料にもなります。

1-4. 不用品回収料金の相場

不用品回収の料金の相場は、料金設定や金額は各社によってばらつきがあります。
よくあるプランの一つが、基本料金をベースに、それぞれの不用品の回収費用と、オプション料金を加えたパック料金プランです。

これは、不用品の量が少ない時に使われる料金設定です。
1品だと基本料金に1品分の回収費用しかかからないので安く済むため、大型家具2品など少なく、自分で運び出すのが困難な場合などに選ばれます。

もう一つのプランが、積み放題など定額料金にしておいて、オプション料金がかかるものです。
定額料金はもともとの金額が大きいですが、1品ごとに追加費用がかからないため、量が多ければ結果的に安く済みます。
大量に不用品を出すと値がつくこともあるので、こまめに分けて出すよりも一回で出す方が、金額が下がることもメリットです。

新築を建てたのをきっかけに新しい家具に一新する場合や、実家の遺品整理などでたくさんの不用品が出た場合に、よく使われます。
また、パックでも定額でも、買取金額の方が高くなると、回収費用が実質無料となる場合があることも見逃せないポイントです。
パック料金の基本料金は運搬料の名目となり、人件費や見積費用、作業料金、ガソリン代などが含まれます。
相場ははっきりと提示しない場合もありますが3000円からがほとんどで、中には基本料金を無料にしている会社もわずかにあります。

定額料金は、トラックに積めるだけ回収する方法で、種類やサイズに関わらず金額が一律です。
軽トラックでは10000〜20000円未満、2トントラックでは30000〜40000円が相場で、トラックの大きさによって金額が変わります。
品目の回収料金は、家電リサイクル法の対象製品でいうと、テレビやエアコンでおよそ3000~7000円、洗濯機はおよそ3500~6000円です。

大型家具では、ソファーはおよそ3000~7500円、ベッドでもおよそ3500~5500円です。
テーブルやタンスなどそれほど大きくないものは2000円からと料金が下がります。
他に、椅子や衣装ケースなどあまり大きくないものになると、1000円未満ですむことがほとんどです。
ただ、家電や家具の買取がある場合、回収料金と買取料金で相殺されることもあるので、実質無料という場合もあります。
オプション料金は、エレベーターがないため階段から運び出さなくてはならない場合や、不用品の解体費用、エアコンなどの取り外し費用、深夜割増し、搬出後の清掃など、必要性に応じてかかってくる料金です。
オプションによって、相場が1000円のものから5000円以上のものまでまちまちなので、事前に確認して追加しましょう。

1-5. リサイクルショップの買取

不要品を買い取ってくれる店には、リサイクルショップもあります。
店舗型の場合は、使い古したおもちゃや本、雑貨、洋服などの小物から、家電やテーブルなど大きさがあるものまで扱っています。
対象の不要品は幅広くありますが、店舗に運んで買い取ってもらう場合が多く、だいたいが自家用車のトランクやシートなどに詰める程度の物品を持ち込みます。
もし値がつかなくても、小物なら無料で処分してくれるところもあるので、廃棄してもらうことを目的に選ぶ人も多いです。

また、インターネット上で運営しているリサイクルショップもあります。
本やCDなど物が小さければ、段ボールに箱詰めして宅配業者に取りに来てもらって配送もしてもらえます。
郵送先で査定から買取まで行ってくれるので、自宅作業で済んで手軽です。

ただ、大型のものだと梱包や配送が難しいこともあって、取り扱っていない場合もあります。
いずれにしても、大型のものや洗濯機のように重い物になると、店舗に持ち込むのが実質不可能だったり、配送が困難だったりすることがデメリットです。

店舗の場合は、なんとか家から運べても積み下ろしが大変で、結局は諦めてしまう場合も多いです。
小物でも大量に不要品があると、家と店舗を何度も往復したり、何箱も箱詰めする羽目になってしまうことも。
大きさによって、不用品回収業者と使い分けることが大事です。

1-6. 引っ越し業者の買取ろサービス

引越しを機に不要品を整理したい人は、引越し業者の買取サービスを利用する方法もあります。
引越しサービスを使うことが前提となるためオプションとして利用することができ、費用を安く済ませることができます。
また、不用品買取業者はどこがいいのかと悩む必要もありません。
基本的には引越しサービスの内容や料金で選ぶので、あとは不要品買取をオプションに付けられる業者かどうかを確認すればいいだけです。

デメリットは、買い取りサービスできる種類が限られている場合があることです。
また、買取専門業者ではないので、相場に合わせた値段をつけてもらえるかに疑問が残ることも。
買い取ってほしい品を事前に伝え、価格の設定はどのような人がどうやって決めるのかなどを確認して、納得してからお願いすることが大切です。

業者選びに困ったら、一括見積サイトを利用すると便利

不用品回収業者を利用すると、回収費用はかかるものの、買取金額を差し引いてもらえるので、大型のものや大量の不要品でも費用を抑えて処分することができます。
ところが、業者によって買取対象や料金設定に違いがあるので、業者選びに苦労することもあります。
不用品回収業者を手軽に選びたいと思ったら、複数の業者を一度に比べられる一括見積サイトを利用すると便利でしょう。

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